山下智久“ブルガリ大使”就任「未成年問題」は乗り越えたか

「山下智久の放つカリスマ性と不屈のパイオニア精神がブルガリと共鳴し、ファミリーへ迎えられたことは必然であったといえましょう。今後、山下智久は各界を代表する世界の著名なブルガリのアンバサダーたちと名を連ねることになります」

高級宝飾品ブランドのブルガリが21日、俳優・歌手の山下智久(35)のアンバサダー就任を発表した。

現在、海外に拠点を移している山P。9月公開予定の、山P出演のハリウッド映画『マン・フロム・トロント(原題)/Man From Toronto』は現在、公開日未定となっている。渡辺謙とともに出演者に名を連ねている、東京を舞台にした大作ドラマ「トウキョウ・バイス(原題)」(WOWOW独占放送予定)は、コロナで中断していた撮影が昨年11月に再開している。今回のニュースで、久しぶりに日本のファンが沸いたというが。

■ジャニーズ退社の影響は国内のみ

山Pといえば昨年8月、KAT-TUNの亀梨和也(35)とともに、港区内のバーで女子高生2人を含む複数人と飲酒。その後、宿泊する高級ホテルに女子高生のうち1人を“お持ち帰り”していたことが週刊文春に報じられた。

これにより活動自粛を発表したが、結局は同年10月末にジャニーズ事務所を退所。

「謹慎期間中に海外からの映画出演のオファーがあったことで、急遽、退所を急いだようです。本来、年内いっぱいの謹慎予定が契約期間の満了を待たずしての電撃退所は、その経緯からして決して円満なものではなかったはず。海外なら仕事に支障をきたすことはないでしょうが、国内は未成年飲酒とお持ち帰り騒動、ジャニーズ退社の経緯からドラマや映画、CМなどに影響が出てくるものと思われていました」(スポーツ紙記者)

そんななかでのブルガリアンバサダー就任。

「山下が日本で置かれている状況は変わっていないと思います。今回、ブルガリのオファーを獲得できたのも、国内事情に忖度する必要のない外資系企業だからというのが大きいでしょう。さらにいえば、現在契約を結んでいるアメリカの事務所の影響も考えられます」(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄氏)

■海外で役者として通用するのか

ジャニーズ在籍中からアメリカの大物俳優、ウィル・スミスのエンタメ企業と契約を結ぶなど、活動拠点を海外に置くことを視野に入れていた。しかし、コロナ禍で海外でも撮影がままならない状況が続くが、

「今ハリウッドでは中国をはじめとするアジアマーケットを意識していて、アジア人俳優の需要が高まっているなか、今度の映画はちょい役での出演です。さらに、この次の映画が決まっていないことを考えると、書類の段階で落ちているのか、演出家が望むような演技ができていないのか、セリフが覚えられないのか。日本で主役級だった彼が、壁にぶつかっていることが考えられます。ハリウッドで力のある事務所と契約しているので、何かしらにはブッキングされるでしょうが、海外で息長く活動していけるかは疑問ですね」(芋澤氏)

退路を断って日本を飛び出し、海外で活動を始めた山P。一流のハリウッドスターへの道はまだまだ険しいようだ。

ネット上には、<「話題になればいい」「売れればいい」って考えだけでやってる感がある。長期的に見たら、それによって価値を下げてしまっているって、教えてあげる人いないの?>

<海外で成功するイメージが沸かない。この人は何に優れているのか? 歌やダンスが飛び抜けて上手い訳じゃない、彼の話す英語にしても、少し海外留学していた人と同等(もしくはもっと低い)レベル。ルックスだけでいけると思っているなら、愚かすぎる。ただ単に、例の事件から悪い印象を払拭したいだけ?>と、否定的な意見も少なくない。

「イタリアを代表する世界的なブランドであるブルガリのアンバサダーに就任することを光栄に思います。ブルガリの積極的なCSR活動を知り、そのような企業が生み出す商品だからこそポジティブで不偏的なパワーが宿っているのだと共感致しました。迎え入れてくれたブルガリ ファミリーの皆さまへ感謝するとともに、これからの人生においても僕なりにチャレンジをし続けていきたいと思います!」

こう意気込む山P。果たして海外で役者として成功するのか。彼の動向に注目したい。

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