松本人志と中居正広 公私に及ぶ「切っても切れない仲」
日刊ゲンダイ
素敵な関係。本当に仲が良いのだろう。

 2019年にお笑い界が激震した「闇営業問題」。当時、ダウンタウンの松本人志(56)がツイートした〈後輩芸人達は不安よな。松本 動きます〉が年間最多170万以上の「いいね」を獲得し、「Twitterトレンド大賞2019」で12月26日に発表された。

それでは、松本は具体的にどう動いたのか。その“真相”が同日放送の「ワイドナショー2019年末SP」(フジテレビ系)で明かされた。元SMAPの中居正広(47)から「(どう動いたか)ここまで言わなかった松本さんのカッコ良さもある」「言える範囲で」などと促され、松本は、生活に困っている“謹慎芸人”にお金を渡していたことも告白。

中居がストレートに松本に聞けたのは、2人が強固な絆で結ばれているからこそ、許されたものだ。週刊誌記者はこう言う。

「プライベートで海外旅行するほど2人は仲がいいんです。きっかけは、2000年に松本さんが唯一、原案を手がけた連ドラ『伝説の教師』(日本テレビ系)で、中居さんとW主演したことでした。ある回の台本におかしな点がいくつもあり、松本さんが不服そうにしていると、中居さんも『ちょっと気になりますね』と同調。撮影を終えた深夜、中居さんは1ページ目から台本チェックに付き合ったんです。この時、松本さんは『ただのアイドルじゃない』と感じ、以来、気を許していったようです」

中居の母は大阪府出身。親せきや姪が関西にいるため、プライベートではたびたび来阪、中居には関西のマインドが根付いている。昨年4月から土曜の昼に「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)がスタート。翌日の日曜日午前には松本の「ワイドナショー」(フジテレビ系)がオンエア中。奇しくも2人は、コンセプトが近い情報・ワイドショー番組の肝となっている。

松本は父の譲一さんを14年8月に亡くしているが、闘病生活はごく一部の友人にしか明かしておらず、逝去の報は密葬を終えたあと、所属する吉本興業を通じて発表した。翌15年2月、ファザコンだった中居の父・正志さんが79歳で逝去した際も、松本と同じく闘病を伏せており、葬儀、四十九日を終えてから、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で初めて明かした。2人はプライベートの考え方も同じなのだ。

正志さんの病床にはタモリ、笑福亭鶴瓶、松本が訪れたが、すでに衰弱しており、話すこともままならない状態。松本は「日活ロマンポルノ」の歴史本を見舞いとして差し入れた。タモリと鶴瓶が帰る時、「アカン。これだけワーワーやっててみんなで帰ったら、お父さんが寂しすぎるから」という理由で、1人でその後およそ20分、居残った。この優しさに触れ、中居は一層、松本を尊敬したという。

嘘偽りなしの大親友。墓場まで持ち込むネタも、お互いが握り合っているという。

見ていて、この2人の絡みはいい気分になる。見ていて二人の事を話しているだけでいい気分にさせてくれる、そんな芸能人もう自分の中では出てくることはないだろう。
お互いの墓場まで持ち込むネタ知りたいな~
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