「呆然と涙を…」CL決勝でネイマールが“悔し泣き”!
サッカーダイジェスト
私生活などネガティブな事を取りあげられることも多いネイマールだが、確かなテクニックと思いは決勝の試合で存分に伝わった。

バイエルン・ミュンヘンとの頂上決戦に屈したセレソンの10番は、人目をはばからずに大粒の涙を流した。

現地時間8月23日にポルトガル・リスボンのスポルト・リスボア・ベンフィカで行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝は、バイエルンが、パリ・サンジェルマンに1-0で勝利。7シーズンぶり6度目の戴冠を果たした。

クラブ創設50年目で初のビッグイヤー獲得に迫ったパリSG。だが、ネイマールやキリアン・エムバペら自慢の攻撃陣が、守護神マヌエル・ノイアーを中心としたドイツ王者の牙城を打ち崩せずに完封負けを喫した。

好ゲームを演じながらも、最終的には地力の差を見せつけられ、悔しさがこみ上げたのかもしれない。試合終了後、相手守備陣にほぼ完璧に抑え込まれてしまったネイマールは、目頭を押さえて、ピッチ上で涙を流したのだ。

仲間に支えられて、ベンチに戻ってからも、3冠達成に歓喜するバイエルンの面々を目にしながら悔し泣きを続けたネイマール。その表情からは、この試合を最後に退団が濃厚の同胞CBチアゴ・シウバに対する想いなど様々な感情が読み取れた。

エースの涙は、フランス・メディアにも反響を及ぼしている。

地元紙『Le Parisien』が「落胆した“パリジャン”。試合で沈黙したネイマールは、レオナルドに慰められるも、呆然と涙を浮かべながらピッチを眺めるのが精一杯だった」と綴れば、全国紙『Le quipe』は、「ネイマールの涙」と銘打った記事で、次のように記した。

「バイエルンに敗北し、その現実を受け止めきれないブラジル人は、とてもエモーショナルな感情に駆られて、涙を流した。彼は仲間に支えられてピッチを去ってからも、ベンチで悔しさを募らせた」

自身のキャリア2度目のCLファイナルで、辛酸を舐める結果となったネイマール。来る新シーズンにリベンジの機会はやってくるのだろうか。

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