上沼恵美子、寵愛したキンコン梶原が番組を降りるまでの騒動
ポストセブン
やっぱり、キングコング梶原は嫌いだ。
自己顕示欲の塊。好きになれない。
本当結構最悪だな。関西の番組辞めるとは。計算高いこの人なら続けると思っていたけど。 梶原さんが人気じゃない。梶原さんの子供が人気なのにわかってないのかな~

《梶原くんは東京から行ったり来たりがしんどいということで》。6月29日、“西の女帝”と呼ばれる上沼恵美子(65才)のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)の冒頭、上沼が突然、本人不在のなか、隔週レギュラー出演をしていたキングコング・梶原雄太(39才)の“卒業”を発表した。

「翌週の放送で、本人が出演したうえで発表する予定だったのを急に発表したのでスタッフもてんやわんや。もともと、台本を用意して話すようなかたではないのですが、本人不在でのあの説明は誤解を生むものでした」(ラジオ局関係者)

放送終了直後、梶原は自身のSNSで《「忙しくなって東京から行くのがしんどくなったから卒業した」と僕が言った事実はございません》と反論ともとれる投稿をした。

2人は長く、師弟関係を続けてきた。上沼が梶原をかわいがり、梶原も上沼を恩人と慕っていたのは周知の事実。その関係はいつ崩壊していたのか。

その謎を解くカギは、ラジオから3日前の26日に放送された、もう1つの2人の共演番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)にあった。

「『快傑~』は、関西では金曜夜に放送される人気のトークバラエティー番組です。今年で25周年を迎える長寿番組でもあり、2018年には関西テレビが企画した『関西人1万人が選ぶカンテレ人気番組ベスト20』で第1位に輝いています。梶原さんは2015年からレギュラーとして出演しています」(テレビライター)

しかし、この日の放送は、まるで梶原が不在であるかのようだった。70秒──約1時間の番組で梶原が話をした秒数だ。梶原が2か月ぶりにスタジオに登場したことに触れるわけでもなく番組は進んでいく。あまりにも短すぎるのではないか。

「実は話していないわけじゃないんですよ」とは、在阪テレビ局関係者。

「それなりに上沼さんと梶原さんのやり取りもあったのですが、放送に耐えられない空気になってしまい、お蔵入りになったんです。上沼さんも調子が狂っていたのか、歯止めがきかなくなっていて、聞いていてしんどかったですね」

梶原は活躍の場をネットに移し、2018年にカジサックとしてYouTuberデビュー。チャンネル登録者が100万人を超えなかったら引退すると自分を追い込んだ結果、いまや204万人を突破。芸能人YouTuberを牽引する存在になっている。

一方の上沼は、在阪局のほとんどで自身の名を冠した番組を持つ“西の女帝”。姉とコンビを組んだ歌える漫才師、海原千里・万里の千里としてデビューし、最近では、審査員として出演したM-1グランプリでの、上沼の女帝ぶりを知らしめる“事件”が記憶に新しい。

「2018年、出演した吉本興業所属の芸人2人が、酒に酔った状態でSNSでのライブ配信を行い、上沼さんに審査員を辞めるように迫るなど、暴言を吐いたのです。それにいち早く反応したのが、彼らの先輩であるダウンタウンの松本人志さんでした。暴言を吐いた2人を叱責すると同時に、上沼さんに挨拶に行きたいと、直接謝罪の意思を表明したのです。このことは、上沼さんの力を広く知らしめることになりました」(前出・テレビライター)

関西で絶大な人気を誇っていた島田紳助さんが引退し、やしきたかじんさんが亡くなって、女帝の支配力は以前に増して強くなっている。そんな女帝が息子のようにかわいがったのが梶原だった。

「梶原さんはキングコングとしてテレビ出演が急増し、人気絶頂だった2003年に、あまりの多忙さに心身症を患い、失踪騒動を起こしています。休養を経て現場に復帰して仕事も増えてきましたが、不安定な状態に引退を考えた時期もありました。それでも、『あなたはスターになれる』と、自信を失う梶原さんを奮い立たせ、『快傑~』のレギュラーに抜擢したのが上沼さんでした」(芸能関係者)

梶原も、その心意気に呼応するように、上沼の大ファンを公言し、YouTubeの世界に飛び込んだのも、背中を押す上沼の言葉があったからと周囲に話していた。

「あまりの寵愛ぶりに、一時は怪しい関係なのでは、と疑われたほどでしたよ(笑い)。2016年には『快傑~』のハワイロケに一緒に行っていますが、カメラの回っていないところで、上沼さんは100万円以上のロレックスの腕時計を梶原さんに買ってあげていたそうです。誰の目から見ても、溺愛しているのは間違いありませんでした」(テレビ局関係者)

しかし、愛が深すぎれば深すぎるほど、ほんの些細なきっかけで、逆の感情に針が振れてしまうこともある。そのきっかけは、意外なところにあった。

「『快傑~』の構成作家を務める上沼さんの次男です。彼が梶原さんを目の敵にして、番組のプロデューサーや母親である上沼さんに梶原さんについての悪評を広めたといわれています。あまりに母親が梶原さんを評価するから、次男はそれに嫉妬していた、と言う人もいます」(前出・テレビ局関係者)

緊急事態宣言下で仕事が制限されるなか、梶原はステイホームを守りながらYouTubeに動画を投稿し続けた。

「この行動に次男がネガティブキャンペーンを張ったのです。上沼さんにも、『自粛期間中に自分たちの番組には出ないで、YouTubeで活動しては大金を稼いでいて、その連絡も一切ない。義理を欠いていないか』と告げ口をしたんだとか。神経が過敏になる自粛の日々のなか、こういった言葉に、上沼さんの“梶原評”も徐々に変化していったんです」(前出・別のテレビ局関係者)

そして、6月26日放送の『快傑~』の収録で、上沼は“義理を欠いている”と梶原を責めた。それは“いじり”の域を超え、“パワハラ”に近いものだったのだ。

その後、梶原は上沼とのラジオ収録もあったが、「急性胃腸炎」という理由で出演を取りやめた。そして、梶原は自ら局に対して降板を申し出たという。

この事態を上沼はどう受け止めているのか。ラジオで梶原の卒業発表をした直後の上沼本人に話を聞いた。

「本番中にきついこと言うのは愛です。ただ、梶原くんの返しがものすごく下手だったの。とりあえず、もう少し力をつけるべきでしたね。これが私の感想です。自分がよく知ってますわ。全く役に立っていないとね。それで、吉本さんから辞めさせたいと申し出があったということですわ」

と、愛の“いじり”だと語る。構成作家の次男については、

「息子が『梶原さんはちょっと役に立っていない』とプロデューサーに言ったみたいです。それについては怒りましたよ。構成作家が言う言葉じゃないでしょ。息子も責任とって番組を離れます。私が梶原くんをかわいがってたことに嫉妬も入ったかもわかりませんね

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