日本の至宝久保建英選手の東京オリンピックが始まりました。
幼少期にバルセロナに所属し現在はレアルマドリードに所属している日本サッカー界の期待の星です。
その期待の高さ故に批判的な記事なども見ますが、久保建英選手は本当は次回のパリオリンピック世代の選手なのです。
ですが中心として東京オリンピックも中心として出場します。活躍をまとめます。
<名言1>
自分ではやれると思っていても、活躍の場がなければ意味がない。◇解説◇
バルセロナから帰国を余儀なくされた2015年3月、久保はFC東京の下部組織に所属した。中学3年にしてU-18へ飛び級、2017年11月にはプロ契約。トントン拍子で階段を駆け上がった。だが実質プロ1年目となった2018年は「17年生きてきて初めての挫折」を経験する。徐々に出場機会が減っていく状況を前に、久保は移籍を志願した。レンタル先の横浜F・マリノスできっかけを掴むと、半年後にはFC東京に復帰。その決断と活躍が、その後のレアル・マドリー移籍とリーガ挑戦へとつながった。
10代にして強いメンタルを持っていた久保。今も自らの意思で突き進む「日本の未来」は着実に階段を登っている。
その久保は3日に開催された日本代表とU-24日本代表のチャリティーマッチに、U-24のトップ下として先発出場した。自身にとって“10代ラストゲーム”となった一戦では、前半20分に田川亨介の決定機を演出するパスを通し、30分にはドリブル突破から直接FKを得るなど、この年代の中軸であることを証明した。
<名言2>
レバンテ戦のようなシュートは、何千回と練習をしてきました。彼と初めて会った小学生当時から、身体に染み込ませてきたパターンです。◇解説◇
2020-21シーズンの久保建英は期限付き移籍したビジャレアルで出番に恵まれず、異例の“再レンタル移籍”となったヘタフェでも、なかなか明確な結果が残せず途中出場が増えるなど、苦しいリーガ2年目となった。しかし、その能力がやはり折り紙付きであることを証明したのは、5月16日のレバンテ戦だった。途中出場した久保はボールカットからドリブルで持ち上がり、相手マーカーとの駆け引きで完璧に上回りつつ、鮮やかにゴール左上を撃ち抜いた。
チームの1部残留を決める大切な一撃に、久保はユニフォームを脱いで狂喜乱舞したが、そのプレーについて、長年にわたって久保を見続けてきた中西氏はこのように振り返る。
「決めたい、決めなきゃ、決めてやる、といった気持ちが強く出ると、どうしても身体に力が入ってしまいます。決まるフォームでシュートを打てなくなってしまう。
力任せに思い切り打ったら、あのシュートも入らなかったでしょう。ビジャレアル加入後から苦しんできた思いを脇に置いて、『この角度ならニア上だ』と冷静に判断したからこそ、ゴールに結びついたのです」
中西氏が語った「何千回」もの練習量があるからこそ、久保のスキルと判断力が磨かれていったのだろう。
<名言3>
呼ばれたときに爪痕を残さないと生き残れない。(日本代表とは)そういう場所だと思っています。◇解説◇
10歳にしてバルセロナの下部組織に渡り、15歳でJリーグデビュー、飛び級での世代別W杯出場、2019年にはFC東京の主力に定着……。そんな久保は18歳になったタイミングで、A代表デビュー戦となったエルサルバドル戦でいきなり鮮烈な印象を残し、五輪代表の強化を軸としたコパ・アメリカのメンバーにも選出された。当時、本人は「代表って、力があっても継続して選ばれない選手がたくさんいて、それは普通のチームでは味わえない感覚ですよね。でもそういう状態でも頑張って、呼ばれるたびに爪痕を残し続けることが大事なんだとも思います」と語っていた。どうしても軽やかなテクニックやスキルに脚光が当たりがちだが――これほどまで若き日から“結果”にこだわっていた。そんなハートの強さに、頼もしさを覚えるファンも多いはずだ。
前述した日本代表とU-24日本代表の一戦でも結果を追い求める姿が見えた。直接FKのシーンだ。遠藤渓太とともにキッカーとして並んだ久保は左足を振りぬいたものの、シュートはゴール右上へとそれた。それを見届けた久保はユニフォームで自らの顔を覆い、悔しさをあらわにした。1つのプレーでも無駄にしたくないという証だろう。
久保らを擁するU-24日本代表は5日、中1日の日程でガーナとの親善試合に臨む。東京五輪だけでなく自らの存在価値のアピールへ、どのようなプレーを日本で見せてくれるか。
予選リーグ1戦目『南アフリカ戦』
結果、久保建英選手が日本を救いました!!
最後は個という事を強烈に証明しました。最高のスタートです。
酒井宏樹 6 立ち上がりから積極的に攻撃参加。結果は出なかったが、鋭いクロスを上げていた
吉田麻也 6.5 攻める時間が多い中でも集中力を落とさず安定感を誇示。効果的なロングパスも見られた
板倉滉 6 吉田麻也と共に最終ラインを支える。サイドバックのカバーも的確で素早かった
中山雄太 6 対人戦で強さを見せ相手に仕事を与えず。攻撃参加時には絶妙なクロスが光っていた
遠藤航 6 警告を受けてしまったが、プレッシャーの速さはさすが。対角線のロングフィードも光った
田中碧 6.5 幅広いエリアに顔を出して味方をサポート。ダイレクトパスも非常に効果的だった
堂安律 6 結果は欲しかったところだが、豊富な動きで何度かチャンスを創出。久保建英とも好連係
久保建英 7 なかなかリードできない苦しい時間で左足一閃。攻撃の核としてチームを救った
三好康児 6 狭いエリアでもしっかりとボールを受け、うまく前進。見事なプレスバックも見せた
林大地 6 無得点だが、積極的なアクションが光った。強引にでもシュートに持ち込む姿勢も◎相馬勇紀 6 後半途中からの出場。圧倒的な存在感ではなかったが、良い仕掛けもあった
旗手怜央 6 難しい時間の投入だったが、落ち着いてプレーしていた
上田綺世 6 ボールに絡むシーンは少なかったが、一度良い抜け出しを見せた
町田浩樹 – 出場時間短く採点不可
森保一 6 苦しい時間が続くも何とか勝利。スタートダッシュに成功した
予選リーグ2戦目『メキシコ戦』
覚醒!
堂安選手とのコンビで2戦連発。守備面でもしっかりと貢献して日本代表の2連勝に大きく貢献しました。
1点目の展開は非常に綺麗な形で見ていて本当にす晴らしかったです。
酒井宏樹 7 精度の高いスルーパスで先制点の起点に。1対1でもまったく負けていなかった
吉田麻也 6.5 序盤少しバタついたが、その後は安定感を発揮。とくに空中戦で強さを出した
板倉滉 6.5 1対1で強さを見せつける。ペナルティーエリア内での対応も落ち着いていた
中山雄太 7 ライネスに対しほとんど仕事を与えず。終盤には惜しいクロスも放っていた
遠藤航 7.5 相手に対し圧倒的な強さを誇示。奪って運んで出してと、とにかく働いた
田中碧 6.5 攻守の切り替えを素早く行い中央に蓋。ボール捌きにも問題はなかった
堂安律 7.5 1得点1アシストを記録し退場者も誘発。ゴールに向かう姿勢がよく目立った
久保建英 7.5 2試合連続ゴールと結果を残す。スピードに乗ったドリブルもよく効いていた
相馬勇紀 6.5 積極的な仕掛けがPK奪取に繋がる。守備でも粘り強く戦い後ろを助けていた
林大地 7 ゴールこそなかったが、運動量豊富に戦い続けた。ポストプレーも随所で光った
前田大然 6 持ち味のスピードが活きる場面は少なかったが、守備では貢献した
三笘薫 - 出場時間短く採点不可
上田綺世 - 出場時間短く採点不可
森保一 6.5 現状のベストメンバーを送り出し勝利。長い時間試合を支配した