スケボー・平野歩夢が夏冬五輪出場当確…スノボとの二刀流で日本人5人目の快挙

スノーボードの冬季五輪2大会連続銀メダリスト・平野歩夢(木下グループ)が21日、スケートボードでの東京五輪出場を確実にした。

この日、東京五輪予選対象大会デュー・ツアーが米アイオワ州デモインで開催。平野は今大会が予選最終戦となるパークの男子予選で26位で敗退したが、ライバルとなっていた永原悠路が30位、笹岡建介(MKグループ)も49位で全員予選落ち。19年から行われている五輪予選対象大会の成績で算出する予選ランキングで平野の日本勢トップは変わらず、開催国に1枠付与される出場権を引き寄せた。

日本選手の夏冬の五輪出場は、過去にスピードスケートと自転車の橋本聖子(現東京五輪組織委会長)ら4人。男子では、陸上とボブスレーの青戸慎司以来2人目となる。

女子準決勝は予選ランキング首位の岡本碧優(MKグループ)が1位で決勝に進出。四十住さくら(ベンヌ)と手塚まみ、開心那(hot bowl skate park)中村貴咲(木下グループ)も決勝に進んだ。ただ1人予選から出場の小川希花は敗退した。

平野歩夢
1998年11月29日、新潟・村上市生まれ。22歳。4歳の時、3つ年上の兄・英樹(えいじゅ)さんの影響でスケートボードを始め、その半年後からスノーボードを始めた。ソチ、平昌五輪のスノーボード・ハーフパイプで2大会連続の銀メダル。新潟・開志国際高を卒業後、日大スポーツ科学部競技スポーツ学科。160センチ、50キロ。
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